那須野の旅人

那須を起点として各地の風物や生活ぶりを見つめます

名刹雲巌寺と近くのユリ園


雲巌寺松尾芭蕉

 雲巌寺は黒羽町(現大田原市)にある禅宗の名刹です。起源は古く仏国国師の意を継ぎ1283年
北条時宗によって建立されたもので、筑前の聖福寺、越前の永平寺、紀州の興国寺と並び日本の
禅宗四大道場の一つです。永平寺等の風格を見ても立派な寺院は奈良、京都以外にもあります

芭蕉と仏頂禅師の句歌碑
 上の句・歌碑は山門を入って左手の紫陽花の植え込み奥にあります。
芭蕉が江戸に庵を構えていた時代、 仏頂禅師と知り合い、 芭蕉は禅を 仏頂禅師は句を互の師と
仰いだ仲でした。 その後禅師は雲巌寺で山居の修行に入り、数年後に芭蕉は奥の細道の旅へと
旅立ったのでした。その途上、栃木(下野の国)黒羽の俳諧の弟子である黒羽城城代家老の浄法
寺図書高勝(俳号浄法寺桃雪)を訪れたのでした。 そこでは多大な歓待を受け曽良共々奥の細道
紀行中最長の14日間も滞在したのでした。その折、この時には他界していた仏頂禅師の弔いの為
数人の村人を伴って雲巌寺を訪れて仏頂禅師の山居などを確認し、句を詠んだのでした

             ※ 「奥の細道」 芭蕉の表記は 「おくのほそ道」 について
関東に興味のない人でも この俳句紀行の古典が、江戸深川を出立し関東、 東北から北陸を経て
西の岐阜県大垣市に至り、その後芭蕉自身は大阪に移動して花屋に寄宿し、 そこが終焉の地と
なり有名な辞世の句を詠んだのだと知ったなら新たに関心が沸くかもしれません


          瓜瓞橋から山門を望む

                            山 門
山門

               境内の主なパワースポット (自動スライド7枚)
雲巌寺は拝観料等は設定していない。勿論、方丈での禅の修行を申し込んだ方は有料だと思うが
同じ黒羽にある禅寺の大雄寺(だいおうじ)は境内に入る場合は拝観料500円が必要となる


雲巌寺境内

                  この時季の雲巌寺では花はわずかでしたが
                  ビオヤナギが優雅な姿を見せていました。
              山紫陽花と一緒に画像オンマウス&クリックで3枚です
<>


    雲巌寺境内庭園の敷石部分にあった小さな花。名前分かりますか? 頭文字は「ギ」です


               雲巌寺入口付近で( 天然記念物の大杉や武茂川 )

          

雲巌寺を流れる武茂川


                雲巌寺近くの黒羽ユリ園にて
雲巌寺からは車で5分程度の場所にある典型的な里山に佇むユリ園です。まだ盛期ではなく種類は
少ない状況でしたが、購入目的の人たちで結構賑わっていました。 ボクも蕾がたくさん付いている
八重のユリともう一株幹のしっかりしたスカシユリを購入してきました


黒羽ユリ園アニメ


         5品種ばかりピックアップしました。いずれも画像オンマウスで2枚です
 レッドツイン

 ロイヤルトリニティ

 セ ナ

 エルディーボ

 ルレーブ


  1. 2015/06/28(日) 19:33:13|
  2. 風景
  3. | コメント:4
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コメント

雲巌寺と黒羽ユリ園

お早うございます
こちらはしとしとと梅雨らしい雨が朝から降っています
ところがこの辺りは山がないせいかもしれませんが、雨の量は少なく田んぼに水があまりありません
水の流れてくる川もないからでしょうか、

立派なお寺の雲巌寺は行ったことはありませんが、松尾芭蕉が歩かれたその道を辿って歩くのもよさそうですね
交通手段のない時代に本当に素晴らしいと思います
雲巌寺に咲いている玉砂利の中のお花は私にはわかりません
白くてかわいい花ですね

黒羽のユリ園もなんとまあ沢山のユリの花!
全部上を向いて咲くスカシユリでしょうね
武茂川の流れも涼しげでいいですね
こんな流れの川が近くにあると楽しそうです
私の近くに川がないのでいつもそう思います
有難うございました
  1. 2015/07/01(水) 08:12:19 |
  2. URL |
  3. 花ぐるま #-
  4. [ 編集 ]

花ぐるまさん

早々のコメントありがとうございます。

思うに千葉は全国一の安定した気候に恵まれた地域でしょうか。
最も高い山が鋸山ですから… 山から流れ出る川などもないようなので
災害も少ないですね。山がないということは気圧も安定していて
平均的な気象が保たれる場合が多いのでしょうね。
近くの森や花の丘周辺には小川などもないのでしょうか?

雲巌寺はいつ行っても人の気配が少なく、檀家の方たちはいつ見えるのか
とんとわかりません。常に静寂な佇まいで、寺の運営費はどう捻出しているのか
分かり「ませんが、いつ行っても境内やその周辺は綺麗に整備されています。
檀家の人たちと雲巌寺のある大田原市の保全援助があるのでしょうね。
黒羽は芭蕉との縁を観光の目玉にしてしているので、それもあると思います。
ただ、行くたびに建物の風化が認められ、どこの寺院も先々がたいへんですね。

小さな花は境内の植木を手入れしていた方に聞くと
ギンパイソウ(銀盃草)だそうです。砂利や敷石部を好みます。

ユリ園の百合は概ねスカシユリのようです。毎年オランダから
輸入しているルートから仕入れて球根を植えるようで
一株500円均一ですが、結構良い収入源なのではないでしょうか。
  1. 2015/07/01(水) 13:43:47 |
  2. URL |
  3. 松ぼっくり #-
  4. [ 編集 ]

松尾芭蕉縁の寺

こんばんわ~
芭蕉縁の寺、雲巌寺、とても立派な良いお寺ですね!。
緑豊かで奥行きもあり素晴らしいと思います。
これだけのお寺で拝観料なしとはこれまた凄いことですね。
京都や奈良のお寺は全ては拝観料が入りますものね。
実はこの奥の細道を女優さんがたどる番組が衛星放送で流れました。
よくは知らないものですから興味深く見ましたがもう一度見てみたい番組ですね。

砂利の中に咲く白い花、高槻の山間部に住む友人宅の庭のやはり砂利の中にたくさんさいてましたよ。
友人は「サカズキソウ」と言ってました。
平地では咲かせることはできないとも・・・

黒羽百合園のユリは見事ですね~!
ユリ好きの方ならあれもこれも欲しくなりますね。
ルレーブという淡いピンクのユリが気に入りました~。
ユリの球根は毎年咲いてくれますから、結果的にはお安いように思います。

松ぼっくりさん宅も新しいユリが仲間入りされて
益々楽しみなお庭になりますね。

ありがとうございました。

平地では育たないともいってましたね。
  1. 2015/07/02(木) 21:25:07 |
  2. URL |
  3. magamik #-
  4. [ 編集 ]

magamik さん

コメントありがとうございます。

雲巌寺に関しては過去数回記事にしていて、内容が重複した箇所もあります。
黒羽は大田原市に編入される前は黒羽町でした。
はっきり言って歴史の重みはこちらが上で、芭蕉が通過した奥の細道紀行を
中心に黒羽城や江戸期まえの那須の与一に関する史跡等も豊富です。
というのも、当時の白河の関へ通じる奥州街道の道筋だったからです。

雲巌寺はいつも静かで、このような処で座禅を組めば何かしら
悟りのような境地が得れれるのではないかと思われるおちついた環境です。
とにかく緑が豊かです。5月半ばには数は少ないが牡丹の名所でもあります。
ただ、他の寺社と同じように建物の風化が進んでいて今後が思いやられます。

敷石部の小さな白い花は「銀盃草」ですが、勿論「盃草」と同じです。

黒羽ユリ園は雲巌寺のすぐ近くなので、いつも対の記事ななってしまいます。
今年は暑いくらいの陽気が続きユリ園の生育が速く進んでいるかと思ったら
少し時期が早かったようで、早生種のスカシユリのみ満開でした。
観賞用のユリ園というより主に販売目的で栽培されているようで、蕾でも
品種名が明確に掲示されているのは、購入される方の目安となるからでしょう。
蕾のうちに購入できるので、家で開花を待つのも楽しみです。
  1. 2015/07/03(金) 14:56:31 |
  2. URL |
  3. 松ぼっくり #-
  4. [ 編集 ]

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